軍艦島(端島)に行ってきたよ。

またまた、九州旅行の続きになりますが、
今年の3月に軍艦島に行きました。軍艦島は長崎県長崎市(旧高島町)にあり、正式名称は端島です。
軍艦島の呼称は、外観が戦艦「土佐」に似ていることから名づけられたようです。
長崎市の条例により2009年4月から上陸が可能となりましたが、2017年現在、個人での上陸はツアー以外は禁止となっています。(一部、特別に許可が与えられた場合は上陸可能らしいです。)
その為、今回僕は事前に、やまさ海運株式会社のクルーズに予約して、軍艦島へ出発しました。
軍艦島とは
1810年ごろに石炭が発見されて、当初は小規模な採炭を行っていましたが、出炭量が徐々に増加していく中、人口も増えていき、1916年には日本初の鉄筋コンクリートの集合住宅が建設されました。
最盛期には、東京都の人口密度の9倍にまで達しました。
エネルギー革命により石炭の需要が減少し、1974年1月に閉山となっています。
軍艦島に着くまでに、貴重な施設が見れる。
こちらの船で出発しました。韓国からの観光客の人数が多く、おそらく200人近く乗って出発したのではないかと思います。
軍艦島に行く途中には、長崎造船所があり、世界文化遺産である、ジャイアント・カンチレバークレーンや戦艦武蔵が建造された、クレーンの一部が残っており遠望できました。
もうすぐ、到着です。船内のトイレが非常に混んでいて、並んでたので、上陸前のいい写真が撮れませんでした。
もう少しで足を踏み入れます。天候が悪いときは、上陸出来ないらいしいですが、運よく上陸できました!
軍艦島上陸
おー!!
こちらの柵より、内側は入れません。
右上の建物は、3号棟で、幹部職員の社宅でした。
足場が設置されています。補修工事でしょうか。
第二竪坑坑口桟橋跡です。
レンガ造りの建物は、総合事務所だったそうです。ほとんど崩壊しています。
鉱員のための、大きな共同浴場もあったそうです。
真ん中の白い灯台は、閉山後に建てられたようです。
写真右上、丘の上の建造物は貯水槽です。
海底水道取込口、ここから軍艦島へ水を取り込んでいました。
舗装された道を歩きます。
鍛冶工場跡です。
仕上工場です。
30号棟、31号棟アパートです。1916年に建設された30号棟アパートは日本最古の7階建てアパートだそうです。
台風の時など、海のしぶきが、この建物を超えてきた時もあったそうです。
こちらの見学場所から同じ道を引き返して船に戻ります。
船に戻ってからは、島の周りを周遊しました。
約1時間見学して、戻ります。
今回歩いて見学した範囲は、上記画像の赤線の道です。
(やまさ海運さんで配布された資料より。)
帰りの船から、三菱重工100万トンドックが見えました。
建造中の豪華客船も見えました!
軍艦島上陸証明書です(*^-^*)
あとがき
長崎港発から港帰着まで約2時間半の旅でしたが、船に乗ってる間も貴重な施設などを遠望できるので、大変満足できました。今回のクルーズは、やまさ海運株式会社さんでした。
-
前の記事
柳川藩主立花邸「御花」に行ってきました。
-
次の記事
長崎を観光!グラバー園に行ってきました。